独自動車部品大手のコンティネンタルは7月29日、2011年上半期(1-6月)の決算発表で、通期の売上高予想を従来の285億ユーロ以上から10億ユーロ引き上げて、295億ユーロ以上に上方修正した。世界的な自動車市場の好調による増収増益を受けた措置で、下半期も好業績を見込んでいる。売上高営業利益率(EBITベース、調整後)では前年の9.7%を上回る約10%を目指すとしている。
\上半期の売上高は前年同期比17.6%増の149億ユーロに、営業利益(EBIT)は26.7%増の約12億8,100万ユーロにそれぞれ拡大した。買収に絡んだ減価償却や特別利益を調整した後のEBITは13.3%増の14億8,330万ユーロとなり、EBITベースの売上高利益率で10%を確保した。
\事業部門別の業績では、オートモーティブ部門の売上高が15%増の91億ユーロ、EBITは39%増の5億300万ユーロに拡大。ラバー・グループも売上高で21%増の58億ユーロ、EBITで15%増の7億9,700万ユーロとなり、大幅な増収増益を確保した。
\