独自動車部品大手のコンティネンタルは24日、インドのタイヤ事業を強化する計画を発表した。トラックおよびバス用のバイアスタイヤの生産を拡大するほか、2013年下半期から乗用車および商用車向けのラジアルタイヤの生産を開始する。
\コンティネンタルは今年7月に買収した同国のタイヤメーカー、モディ・タイヤ・カンパニー(Modi Tyres Company)のModipuram工場でトラックおよびバス用のバイアスタイヤの生産を年内に50万本以上に引き上げる。また、2013年までに年100万本以上に拡大する計画だ。乗用車および商用車向けのラジアルタイヤの生産に向けては5,000万ユーロ以上を投資する。
\同社のタイヤ部門を統括するニコライ・ゼッツァー取締役は今回の計画について、「インドでは高品質なタイヤの需要が拡大する」との見通しを示し、現地生産は競争力を強化することになると説明した。
\今回の措置でコンティネンタルのインド法人の従業員数は現在の1,600人から、数年後には2,220~2,400人に拡大する見通し。
\モディ・タイヤはModipuramにタイヤ工場を持つほか、Partapurにホース工場を持つ。
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