スポーツカーメーカーの英モーガンモーター・カンパニーは、モータースポ-ツ関連エンジアリング企業の英ザイテックと共同で、電気自動車(EV)を開発するプロジェクト「モーガン+E」に開始した。17日付けの英自動車専門誌『オートカー』(電子版)などが報じた。2012年までに2種類のコンセプトモデルを完成させることを目指す。
\両社が開発を進めるEVは、モーガンのスポーツカー「エアロ・スーパースポーツ」に、ザイテックが開発した最高出力94bhp、最大トルク300Nmの電気モーターとリチウムイオンバッテリパックで構成されるシステムを搭載し、通常のマニュアルギアボックスが組み合わされているのが特徴だ。モーガンモーターのスティーブ・モリス事業部長はモーガン+Eプロジェクトについて、「スーパーカーに近いパフォーマンスを発揮するモーガンのゼロエミッションモデルの可能性を探るエキサイティングな試みだ」と述べ、「ザイテックとともに実現可能性の高いコンセプトカーの開発を目指す」との抱負を語った。
\モーガン+Eプロジェクトには、自動車向け低炭素・燃料電池技術開発センター(CENEX)のニッチ車研究開発プログラムから10万ポンドの補助金が支給される。
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