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2011/8/26

一般・技術・その他 (旧)

ボルボ、オートマチック車にスタート・ストップ技術を導入

この記事の要約

スウェーデン自動車大手のボルボ・カー・コーポーレーションは23日、9月上旬から、6速自動変速機(AT)を搭載した「S60」「V60」「V70」「S80」の4モデルにアイドリングストップ機能を導入すると発表した。当初は2. […]

スウェーデン自動車大手のボルボ・カー・コーポーレーションは23日、9月上旬から、6速自動変速機(AT)を搭載した「S60」「V60」「V70」「S80」の4モデルにアイドリングストップ機能を導入すると発表した。当初は2.0リットルのD3・5気筒ターボディーゼルエンジンを搭載したモデルで採用する。これにより、走行1km当たりの二酸化炭素(CO2)排出量を10グラム(走行100kmの燃費で0.4リットル)削減できるという。

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同社のスタート・ストップシステムは、車両が停止する(時速0kmになる)とエンジンが止まり、停止中も自動変速機の油圧を電動ポンプで高く保つことでドライバーがブレーキペダルから足を離すと直ぐに再発進できるようにした。スターターエンジンも改良したという。同システムを採用したS60ではCO2排出量が142グラム/km、燃費は5.4リットル/100kmとなる。

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同社によると、2.0リットルD3ターボディーゼルエンジンの出力は163hp、トルクは400Nm。2.4リットルディーゼルエンジンをダウンサイズしたもので、2010年にS60に導入された。現在では全てのボルボ車に採用されている。

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