独技術開発サービス会社のMBtechは11日付のプレスリリースで、乗用車・商用車向けのテストコース・試験施設を運営する独ATP Automotive Testing Papenburg GmbHへの出資比率を7月に40%から100%に引き上げ、子会社化したと発表した。理由として、ATPの最大出資者(出資比率60%)であったカルマンが倒産したことにより、その資本をテイクオーバーすることになったとしている。。
\MBtechはATPを完全子会社化することにより、自動車の試験分野における市場地位をさらに強化することになる。ATPは1998年に開設された自動車の試験施設で、780ヘクタールの敷地に全長75キロメートルの各種テストコースを備えている。また、修理や技術サービスなども提供する。独ダイムラーなど世界の自動車メーカー、システムメーカー約250社が利用している。
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