独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は8月30日、本社のあるヴォルフスブルクで小型車「アップ(Up)」を披露した。同モデルは12月にドイツ市場に投入する予定。当初は3気筒ガソリンエンジンを搭載し、将来は天然ガス車も発売する予定。2013年には電気自動車の発売も計画している。
\同社によると、エントリーモデルの価格は1万ユーロ以下となる予定。また、2012年にグループ会社のシュコダとセアトからアップをベースにしたモデルを発売する計画も明らかにしている。
\VWのウルリッヒ・ハッケンベルク開発担当取締役はアップについて、都市部に住む人や若年層、これまで中古車を購入していた人を新たな顧客として取り込むことを目指している、と説明。将来は、現地生産を前提に、インド市場にも同モデルを投入することを視野に入れていることを明らかにした。
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