中国の自動車大手・奇瑞汽車(Chery)はイスラエルの大手持ち株会社イスラエル・コープと設立した合弁会社CQACを通して中国で自動車を開発・生産する計画だ。カナダ・オーストリア系自動車部品大手のマグナが中国で受託生産し、欧州市場にも輸出する方針という。20日付けの『フィナンシャル・タイムズ(ドイツ版)』紙(FTD)が報じたもので、CQACは同計画について11月にも正式に発表する予定という。
\同紙によると、CQACはチェコ自動車大手シュコダの「オクタビア」クラスの3モデルを開発、2012年にも生産を開始する計画。すでにセダン2モデルの開発を完了している。西欧の基準を満たしており、高い品質を確保しているという。
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