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2011/9/23

企業情報 - 部品メーカー

オートリブ、BMW向け運転支援システムを開発

この記事の要約

スウェーデンの自動車安全システム大手オートリブは14日、独高級自動車メーカーのBMW向けに、単眼カメラをベースとした先進運転支援システム(ADAS)、「モノビジョン・センシングシステム(MVSS)」を開発したと発表した。 […]

スウェーデンの自動車安全システム大手オートリブは14日、独高級自動車メーカーのBMW向けに、単眼カメラをベースとした先進運転支援システム(ADAS)、「モノビジョン・センシングシステム(MVSS)」を開発したと発表した。

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MVSSは、フロントガラスとバックミラーの間に装着した単眼カメラと、モービルアイ社の画像認識処理用チップ「EyeQ2」によって高度な画像認識を瞬時に行い、前方車両との衝突や車線離脱の危険性をドライバーに警告するシステム。ヘッドライトのハイビームとロービームを状況に応じて自動的に切り替える機能や、道路標識を認識する機能も搭載している。

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オートリブは2005年からBMWの7シリーズに赤外線を利用した夜間運転支援システム「ナイトビジョン」を提供している。オートリブのカールソン最高経営責任者(CEO)

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は、MVSSの発表に当たり、「再びBMWのシステムインテグレーション・パートナーとなることができて嬉しく思っている。ナイトビジョンなど新しいテクノロジーを市場に投入してきたオートリブの実績は、ADASを含むアクティブセーフティ分野における製品開発で重要な関係を築いてきたことを示している」とコメントした。

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