独自動車部品大手のボッシュはフランクフルト国際モーターショー（IAA）で、新世代のパーキングアシストシステムを紹介している。縦列駐車アシスト機能をさらに使いやすくしたほか、バックでの並列駐車をサポートする機能を新たに搭載した。2012年末の発売を見込む。
\路上や駐車場の限られた空間にバックで自動車を駐車させることを苦手とするドライバーは少なくない。目測を誤ったり後続の車を気にするあまりぶつける・こするなどのトラブルや、せっかく駐車スペースを見つけても上手く停められる自信がないため、余裕のある駐車スペースを求めて街中を走り回るといったことも多い。
\ボッシュはそうしたドライバーのストレス軽減を目指して駐車支援システムを開発している。新システムでは超音波センサーが駐車スペースを自動測定するとともに障害物を検知し、切り返しも含めてハンドルを自動操作して駐車する。ドライバーは周囲の交通に注意を払い、ハンドルから手を離してアクセルやブレーキ、ギヤを操作するだけでよい。新たに開発された第2世代のシステムでは従来の縦列駐車に加え、バックでの並列駐車と、駐車スペースから再び発車する際の支援も行う。
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