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2011/9/30

総合 – 自動車産業ニュース

フランクフルト国際モーターショー、盛況のうちに閉幕

この記事の要約

独自動車工業会(VDA)は25日、同日閉幕したフランクフルト国際モーターショー(IAA)の来場者数が92万8,000人となり、2009年の前回に比べて10%増加したと発表した。VDAのマティアス・ヴィスマン会長はこれを受 […]

独自動車工業会(VDA)は25日、同日閉幕したフランクフルト国際モーターショー(IAA)の来場者数が92万8,000人となり、2009年の前回に比べて10%増加したと発表した。VDAのマティアス・ヴィスマン会長はこれを受けて、「自動車が多くの人々を絶え間なく魅了していることの証だ」と述べ、満足の意を表明した。VDAは当初、前回と同水準の約80万人の来場を見込んでいた。

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今回の見本市ではエレクトロモビリティーをテーマにしたホールが設けられ、多くの来場者で賑わった。ヴィスマン会長はこれについて、メディアだけが電気自動車に高い関心を持っているのではなく、ドライバーやIAA来場者にとっても電気自動車が身近になってきている、との見解を示した。今回の見本市では電気自動車だけでなく、小型車やコンパクトカー、ハイブリッド車やプラグインハイブリッド車、燃料電池車、レンジエクステンダー(航続距離延長装置)を搭載した電気自動車など、様々なモデルが展示された。

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■ VW「Up」、フェイスブックなどで話題に=独誌

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フェイスブックやツィッターなどのソーシャルメディア調査を専門とする独Ethorityは独自動車専門誌『アウト・モートア・ウント・シュポルト』の依頼を受けて、IAAが開催中にフェイスブックなどソーシャルネットワークで最も話題に上った電気自動車およびハイブリッド車について調査した(同調査はドイツ語のソーシャルネットワークを調査の対象とした)。

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これによると、首位はフォルクスワーゲン(VW)のシティーカー「Up」の電気自動車で、2位はオペル「アンぺラ」、3位はアウディの新型「A2」、4位はアウディの「アーバンコンセプト」が入った。5位はトヨタの「プリウス」、6位はスマート「フォーツー・エレクトリック・ドライブ」、7位は日産の「リーフ」、8位はBMW「i8」、9位は三菱自動車の「アイ・ミーブ」、10位はVWの1シートのコンセプトモデル「ニルス」だった。

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