スウェーデン自動車大手のボルボ・カー・コーポレーションは3日、同国のウッデバラ工場を2013年に閉鎖する計画を発表した。同工場ではカブリオレしか生産しておらず、稼働率が65%と低調にとどまっていたことが閉鎖の理由。2010年通期の生産台数は1万台だった。同工場の従業員約600人に対しては、イェーテボリまたはその他の国内工場への移動を提案する。
\ボルボのステファン・ジャコビー最高経営責任者(CEO)は次世代のカブリオレモデルの販売時期や生産拠点については今後検討していく方針を示している。
\ウッデバラ工場は伊自動車デザイン・開発会社のピニンファリーナの合弁事業として2005年から操業していたが、2011年3月に両社は合弁解消で合意。2013年からボルボが単独で運営することになっていた。
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