フランスのパリと周辺自治体が参加する電気自動車(EV)のカーシェアリングサービス「オートリブ(Autolib)」がスタートした。開始当初はEVが66台、充電ステーションは33カ所にとどまるが、2012年末までにEVが3,000台、充電ステーションは1,000カ所に増える見通し。
\EVは仏複合企業のボロレが供給する「ブルーカー」を使用する。同モデルは伊ピニンファリーナがデザインし、リチウムメタルポリマー電池を搭載している。最大航続距離は250kmという。
\Autolibの利用者はまず、パリ中心部にあるAutolibの営業所や指定キオスクなどで登録手続きをする。1日、1週間、1年の契約期間を選ぶことができ(登録料:10~144ユーロ)、その後はEVの利用時間によって課金される仕組みとなっている。同プロジェクトでは、トラブルに対応するため、24時間営業のホットラインサービスを提供する。
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