仏フォルシアは6日、仏エソンヌ県のブリエール・レ・セレに自動車用シートの技術開発拠点「テックセンター(Techcenter)」を新たに開設したと発表した。
\500万ユーロを投資して設立されたテックセンターは、5部門に分かれている。アプライド・シーティング・デベロップメント部門は、顧客からの受注に基づいた製品開発や品質管理、購買、生産管理を担当する。イノベーション・プラトー部門は、研究者やエンジニアの交流を通じて、革新的なシートシステム開発に向けた創造的な環境づくりを目的とする。シーティングエンジニアリング・アカデミーは、シーティングエンジニアリングの研修の場として、100台以上のトレーニングモジュールを備え、60人の専門スタッフがフォルシアの従業員や顧客に研修サービスを提供する。テックフォーラムでは、フォルシアの製品開発における最新の成果を展示する。フレームテック部門では、フロントシートフレームの新たなスタンダードづくりを目指し、プロトタイプの開発を手がける。
\フォルシアの自動車用シート部門はブリエール・レ・セレのほか、カリニー(仏)、シュタットハーゲン(独)、上海(中国)、トロイ(米)にテックセンターを開設している。
\