米自動車大手ゼネラルモーターズ(GM)の独子会社オペルは、11月に発売するプラグインハイブリッド車「アンぺラ」に加え、電気自動車2モデルを開発しているもようだ。
\オペルの販売・マーケティング事業を統括するアライン・ヴィサー氏が業界紙『オートモーティブ・ニュース・ヨーロッパ(ANE)』に明らかにしたところによると、同社は9月のフランクフルト国際モーターショーで発表した2シートモデル「RAK-e」の量産化を年内にも決定する見通しであるほか、ミニカーの電気自動車を開発しているという。
\同氏によると、「RAK-e」は年内に量産化が決まれば、2013年から市場投入する予定という。ANE紙が消息筋から得た情報によると、販売価格は1万~1万2,000ユーロとなる見通しで、RAK-eの開発に協力したオーストリアのKTMの子会社Kiskaが受託生産する可能性があるという。
\ミニカーの電気自動車については、詳細についてのコメントを控えた。ANE紙が消息筋から得た情報によると、同モデルはシボレー「スパーク」の姉妹モデルで、GMは2013年の発売を計画している。
\また、同氏によると、オペルはすでにアンぺラの予約販売で6,000台の受注を確保しており、2012年は1万台以上の販売を見込んでいる。
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