独化学大手のBASFは国際プラスチック加工専門見本市(FAKUMA、18~22日開催)で、自動車ライト向けの新たなエンジニアリングプラスチック「ウルトラデュアー・ハイグロスB4570」を発表した。これは同社のポリブチレン・テレフタレート(PBT)をベースにしたエンプラ製品シリーズ「ウルトラデュアー」の1つで、従来製品に比べ光反射性や耐熱老化性が高まっているという。
\従来製品では、高温での使用時に有機系ガスが発生しレンズを曇らせるという問題があったが、ハイグロスB4570はガスの発生量が極めて少なく、高温(最大160度)での連続使用でも高い光透過性が確保できる。
\BASFはハイグロスB4570を、欧州とアジア市場で販売している。
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