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2011/11/4

総合 – 自動車産業ニュース

ベルギー・バス見本市、盛況のうちに閉幕

この記事の要約

バスの総合見本市「バスワールド」が10月21~26日、ベルギーのコルトレイク(リール近郊)で開催された。今回は世界32カ国から71のバス車両メーカーと285のサプライヤーが、展示面積5万平方メートルの会場で新製品・新技術 […]

バスの総合見本市「バスワールド」が10月21~26日、ベルギーのコルトレイク(リール近郊)で開催された。今回は世界32カ国から71のバス車両メーカーと285のサプライヤーが、展示面積5万平方メートルの会場で新製品・新技術を披露した。期間中の来場者数は主催者の予想を大きく上回る3万人となり、盛況のうちに幕を閉じた。

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独トラック大手のMANは、新型バス「ネオプラン・スカイライナー」を世界初公開したほか、独自動車照明メーカーのヘラーは、環境性能を向上させたハロゲン/LEDヘッドライトを展示した。ダイムラーのハルトムート・シック・バス事業部長は、今年の「バスメーカー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた。シック氏は2009年から世界2位のバスメーカーであるダイムラーのバス部門を統括している。

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今回の見本市では、中国からバス車両メーカー5社、サプライヤー5社の計9社が参加した。中国バス大手のKinglongは3つの乗降口を持つ低床都市バス「XM6120AGD」と、中2階建ての長距離バス「XMQ6129Y」を発表した。いずれも欧州市場向けに開発したモデルで、今後数年以内に中国勢の欧州進出が本格化する可能性がある。

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