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2011/11/4

総合 – 自動車産業ニュース

独乗用車メーカー、米国市場の販売好調

この記事の要約

独乗用車メーカーの米国販売が好調だ。独自動車工業会(VDA)によると、米国市場(乗用車および軽商用車)における10月のドイツメーカーの販売は前年同月比26%増の9万2,300台に拡大し、市場全体の伸び率(約8%増)を大幅 […]

独乗用車メーカーの米国販売が好調だ。独自動車工業会(VDA)によると、米国市場(乗用車および軽商用車)における10月のドイツメーカーの販売は前年同月比26%増の9万2,300台に拡大し、市場全体の伸び率(約8%増)を大幅に上回った。1~10月の累計でも前年同期比17%増の84万1,100台となり、業界全体(10%増の約1,050万台)の成長幅を上回った。

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2日付けの独経済紙『ハンデルスブラット』によると、フォルクスワーゲン(VW)は10月の米国販売が前年同月比39.6%増の2万8,000台、メルセデス・ベンツは28.2%増の2万4,400台、BMW/MINIは17.5%増の2万7,300台にそれぞれ大幅に拡大した。

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同紙によると、VWは米国市場向けに開発した「パサート」の販売が好調という。同モデルは、米テネシー州のチャタヌーガ工場で生産している。ドイツ市場向けのパサートに比べ一回り大きい一方、車載機器を減らし基本仕様価格を2万ドル(1万4,700ユーロ)に抑えている。

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