Ejot

2日付けの独日刊紙『フランクフルターアルゲマイネ』によると、産業用ねじや建築・自動車業界向けの特殊ねじを製造する独エジョット は今年の売上高で3億1,800万ユーロ（前年：3億300万ユーロ）を見込んでいる。自動車業界では軽量化への取り組みが強まるなか、アルミニウムやマグネシウム、亜鉛などの部材が増えているほか、異なる素材を組み合わせることもあるため、従来の溶接技術では対応できないケースが増えているという。同社は独フォルクスワーゲン（VW）傘下の高級車メーカーのアウディなどと協力関係にある。独紙によると、同社は売上高の約3分の1を自動車業界向けが占める。半分は建築向けで、同社は外壁用の断熱材や太陽光発電設備の留め具などを生産している。