メディア調査会社のニールセン・メディア・リサーチが実施した調査によると、自動車業界が2011年7-9月期(第3四半期)にドイツ市場に投入した広告費(新聞・雑誌・テレビ・ラジオのいわゆるマス4媒体と屋外広告、映画館広告、オンライン広告)は4億9,680万ユーロだった。1-9月の累積では15億3,500万ユーロとなり、前年同期から6.8%増加した。
\7-9月期のメーカー別の広告投資は、フォルクスワーゲンが6,010万ユーロを出稿し、ダントツのトップを維持。ルノー(3,830万ユーロ)、オペル(3,320万ユーロ)、ダイムラー(3,080万ユーロ)、トヨタ(2,940万ユーロ)などが続いた。
\媒体別の出稿では、テレビ広告の1億6,980万ユーロ(前年同期比7.6%増)が最も多かった。新聞広告は1億2,050万ユーロ(16%増)、雑誌広告は6,610万ユーロ(10%減)だった。
\成長が続いているのはオンライン広告だ。1-9月期の累計で18%増の1億6,500万ユーロとなり、媒体の中で最も高い伸びを示したほか、7-9月期も14.5%増の5,490万ユーロに拡大した。
\ニールセンは独業界紙『アウトモビールボッヘ』の委託を受けて、二輪車、キャンピングカー、自動車、タイヤ・付属品など自動車業界の広告投資を定期的に調査している。
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