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2011/11/18

総合 – 自動車産業ニュース

ロシアの10月新車販売は27%増

この記事の要約

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)が9日発表した2011年10月の国内新車販売(乗用車・小型商用車)は、前年同月比27%増の24万865台に拡大した。1~10月の累計は216万2,504台となり、前年同期比から43%増加 […]

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)が9日発表した2011年10月の国内新車販売(乗用車・小型商用車)は、前年同月比27%増の24万865台に拡大した。1~10月の累計は216万2,504台となり、前年同期比から43%増加した。

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10月のメーカー・ブランド別販売台数は、国内自動車最大手アフトワズのラーダが前年同月比3%減の4万9,270台に低迷したものの、トップを維持。2位以下は、現代自動車が102%増の1万5,537台、ゼネラルモーターズ(GM)のシボレーが44%増の1万5,134台、起亜自動車が54%増の1万4,771台、日産自動車が50%増の1万3,671台で上位に入った。

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車種別では、ラーダ「サマラ」が前年同月比49%増の1万3,948台で最も多く、ラーダ「カリーナ」(1%減の1万1,615台)、「プリオラ」(3%減の1万1,563台)、現代自「ソラリス」(1万271台)、フォード「フォーカス」(25%増の8,541台)が続いた。

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AEB自動車製造業者委員会(AMC)のデビッド・トーマス会長は、「10月の新車販売が27%増となったことは、新車市場が安定していることを示している。11月と12月も販売がペースダウンするとは考えておらず、11年通年の販売台数は前年比30%増の255万台にとなると予想している。また、12年は前年比2%増の280万台となり、過去最高を記録した08年の290万台に迫ると見ている」とコメントした。

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