独自動車部品大手のコンティネンタルはこのほど、ブラジルの首都サンパウロから120キロメートル離れたサウトの産業パークにテクノロジーセンターを新設すると発表した。2012年半ばに完成する予定で、約50人の直接・間接雇用を見込んでいる。投資は約930万ユーロ。同社によると、複数の自動車メーカーからすでに2012年下半期の受注を獲得している。
\同センターでは、ガソリン、ディーゼルエンジンの排ガステストや認証、調整業務などを行う。サウトには同社のパワートレイン工場があり、従業員約500人が働いている。
\新センターでは、車台やエンジンンの性能試験設備や化学実験室、燃料タンク、摂氏マイナス35~プラス50度の温度環境で試験できる中型車用の気候ルームなどを導入する。通常は2交代制とする予定だが、需要に応じて3交代制も組むという。
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