独自動車大手フォルクスワーゲン（VW）傘下の高級車メーカー、アウディはこのほど、電気自動車向け蓄電池の生産工程に関する研究プロジェクト「eプロダクション（eProduction）」を開始すると発表した。量産化に向けて、組み立て技術や生産コンセプトを研究・開発する。期間は3年で、ドイツ連邦教育研究省（BMBF）がエレクトロモビリティーの要素技術に関するプロジェクト「STROM」の一環として1,130万ユーロを支援する。
\同プロジェクの重点の一つは、高電圧部品の生産における従業員の安全確保で、人材育成や生産工程の自動化、作業服の規格などが研究の対象となる。
\同プロジェクトには、産業界から仏ソフトウエア大手のダッソー・システムズ、独設計会社のFees Verzahnungstechnikが参加するほか、ドレスデン工科大学、ケムニッツ工科大学、ミュンヘン工科大学、エアランゲン大学、ケルン単科大学、アーヘン工科大学（RWTH）、フラウンフォーファー製造技術・応用素材研究所（IFAM）の7大学・研究機関が参加することになっている。
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