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2011/12/16

一般・技術・その他 (旧)

独研究所など、燃費改善に寄与するヒューマン・マシン・インターフェイスを研究

この記事の要約

独アーヘン工科大学(RWTH)付属アーヘン自動車研究所(ika)は、欧州連合(EU)の欧州委員会の支援を受けた研究プロジェクト「ecoDriver」の一環として、ドライバーに燃費改善に寄与するような運転を促すためのヒュー […]

独アーヘン工科大学(RWTH)付属アーヘン自動車研究所(ika)は、欧州連合(EU)の欧州委員会の支援を受けた研究プロジェクト「ecoDriver」の一環として、ドライバーに燃費改善に寄与するような運転を促すためのヒューマン・マシン・インターフェイス(HMI)を研究することになった。8日付けの独業界誌『ATZオンライン』(電子版)が報じた。

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例えば、ディスプレーに平均燃費を表示してもドライバーの運転改善への影響は小さく、ペダル操作やタイヤの空気圧、積載量、エンジンの性能など様々な条件が燃費に影響を与えている。

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研究チームは、様々な方法でドライバーに運転方法を改善するシグナルを送るHMIを開発し、試験車両にプロトタイプ装置を搭載する。被験者の協力を受けて、その効果やドライバーの評価を分析する計画だ。

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同プロジェクトには、BMWやダイムラーのほか、ベルギー、オランダ、スウェーデン、スペイン、フランス、イタリアの研究機関や企業が参加している。

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