独技術監査サービス大手のテュフ・ラインランド(ケルン)は、上海に自動車部品試験検査センターを開設する。独自動車開発・設計会社のエダック(EDAG)との提携で実現するもので、同国の欧米系自動車合弁メーカーやサプライヤーから、欧米の基準を満たす品質の高い製品を提供したいとの要望が高まっていることに対応する。年内にも営業を開始する予定。エダックが6日付けのプレスリリースで明らかにした。
\新しい施設の名称はACT(=Automotive Component Testing)センターで、エダックによると欧米の技術監査機関が中国に初めて開設する部品試験センターとなる。運営はテュフ・ラインランドが担当し、エダックはセンターの組織構築や営業・マーケティングなどをこれまでの中国事業の経験を活かしてコンサルティング業務を通してバックアップする。
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