チェコのシュコダ自動車は15日、2011年11月の販売台数が7万5,000台となり、前年同月から7.1%増加したと発表した。ロシアや中国など新興国での販売が好調だった。1~11月の累計販売が前年同期比16.3%増の81万6,800台となり、11月末時点で昨年通年の販売実績(76万2,600台)を上回った。
\11月の国内販売は前年同月比10.8%増の5,100台だった。国外での販売は、ロシアが131.5%増の8,000台、中国が41.9%増の2万200台と好調だった。
\11月の車種別販売では、ミドルクラス車 「オクタビア」が前年同月比21.5%増の3万2,800台でトップ。次いで小型車の「ファビア」が 8.2%増の2万1,100台、アッパーミドルクラスの「スパーブ」は14.7%増の9,900台、「イエティ」が43.7%増の6,500台、多目的車(MPV)の「ルームスター」は0.3%増の2,900台にそれぞれ拡大した。また、11月にインドで発売した新型コンパクトセダン「ラピッド」は400台、チェコで発売した新型サブコンパクトカー「シティゴー」は200台だった。
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