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2011/12/2

クローズアップ

レーハウ

この記事の要約

ポリマー樹脂製の建材や自動車部品などを製造するドイツの同族会社。1948年の創業で、現在は世界に約1万5,000人(うち、欧州:約1万2,000人)の従業員を持つ。本社はバイエルン州北部、チェコとの国境に近いレーハウに置 […]

ポリマー樹脂製の建材や自動車部品などを製造するドイツの同族会社。1948年の創業で、現在は世界に約1万5,000人(うち、欧州:約1万2,000人)の従業員を持つ。本社はバイエルン州北部、チェコとの国境に近いレーハウに置く。

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建材では、窓や建物の外壁、地下工事用のパイプなどを製造する。自動車向けでは、バンパーやフェンダー、シール材、空調部品などを供給している。また、家具や家電、航空宇宙産業向けの製品も生産している。さらに、新素材の開発など研究・開発分野のサービスも提供している。

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■ 「Mクラス」向け新型フロントエンドモジュールを開発

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独業界誌『オートモービル・インダストリー(オンライン版)』によると、同社はこのほど、米国のカルマン工場でメルセデス・ベンツの「Mクラス」向けにフロントエンドモジュールの生産を開始した。

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同モジュールの開発は2008年8月にスタートし、レーハウの本社とダイムラーのシンデルフィンゲンにある拠点で進められた。補強材の役割を担う鋼板に樹脂を吹き付ける製法で、従来に比べ25%の軽量化を達成したという。

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また、同モジュールには冷却装置やヘッドランプユニット、スプレー水タンク、クラクション、車間距離レーダーモジュールなどを組み込むことができる。

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