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2013/4/5

クローズアップ

パナメーラ S E-ハイブリッド

この記事の要約

独高級スポーツカー大手のポルシェが4月21日に開幕する上海モーターショーで世界初披露するプラグインハイブリッド車。ハイブリッド車「パナメーラ S ハイブリッド」をさらに改良したもので、出力や蓄電池の容量が増強されている。 […]

独高級スポーツカー大手のポルシェが4月21日に開幕する上海モーターショーで世界初披露するプラグインハイブリッド車。ハイブリッド車「パナメーラ S ハイブリッド」をさらに改良したもので、出力や蓄電池の容量が増強されている。

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「パナメーラ S E-ハイブリッド」が搭載する電気モーターの出力は95PS/70kWと、従来の47PS/34kWの2倍になった。また、「パナメーラ S ハイブリッド」はニッケル水素電池(容量:1.7kWh)を使用していたが、プラグインハイブリッド車ではリチウムイオン電池を採用、容量は9.4kWhと5倍以上になった。

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電気モーター単独の航続距離は新欧州ドライビングサイクル(NEDC)で36キロメートル。空調などを使用した実際の走行でも18~36キロメートルを走行できるという。電気モーターのみの最高速度は時速135キロメートル。

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NEDCでの燃費は走行100キロメートル当たり3.1リットルで、「パナメーラ S ハイブリッド」の同7.1リットルに比べ56%改善された。二酸化炭素(CO2)排出量は走行1キロメートル当たり71グラムに相当する。

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同モデルの時速0~100kmの加速性能は5.5秒、最高速度は時速270km。スマートフォンのアプリを通して電池の残量を確認したり、乗車前に冷暖房のスイッチを入れておくなどの遠隔操作もできる。

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