英コントベリ大学のスピンオフ企業であるマイクロキャブが開発した燃料電池車。4シートのシティーカーで、11月12~13日にバーミンガムで開催されるオートモーティブ・エンジニアリング・ショーに出展する。
\H2EVはホライゾン・フュエルセル社の燃料電池システムを採用。シャーシはデルタ・モータースポーツとマイクロキャブが設計し、ロータスのエンジニアリング技術が投入されている。
\リチウムイオン電池(容量:4.3kWh)と組み合わせたハイブリッドシステムも可能な設計となっており、燃料電池車あるいは電気自動車として利用できる。また、顧客の利用目的やインフラ環境に応じて、乗用車または小型商用車(2シート、最大積載量200キログラム)あるいはタクシーとして利用できる。
\H2EVの全長は3.5メートル、高さ1.7メートル、幅1.6メートル、重量は約750キログラム。容量1.8キログラムの水素燃料タンクを装備し、タンクを満タンにした状態で最大180マイルを走行できる。最高速度は時速55マイル。
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