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2013/10/18

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この記事の要約

独自動車大手のダイムラーが10月半ばから実施している従業員向けの電気自動車(EV)の実証試験プロジェクト。260台のEVを投入し、シュツットガルトにある5工場の従業員が職場やプライベートで利用する。\ \ シュツットガル […]

独自動車大手のダイムラーが10月半ばから実施している従業員向けの電気自動車(EV)の実証試験プロジェクト。260台のEVを投入し、シュツットガルトにある5工場の従業員が職場やプライベートで利用する。

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シュツットガルトにあるメーリンゲン、シンデルフィンゲン、メッティンゲン、ウンターテュルクハイム、ベブリンゲンの5工場が対象となり、工場間の移動用にメルセデス・ベンツの電気自動車「Aクラス・Eセル」を40台、プライベート用に超小型車ブランド、スマートの「フォーツー・エレクトリック・ドライブ(ED)」を220台投入する。

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「フォーツーED」はオンラインで予約するシステムで、週、月、年単位で予約が可能。最長で1年間、利用できる。予約制にすることで、幅広い職種の従業員がEVを利用できるようにした。

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また、5工場には170カ所以上の充電ポイントを整備、通勤でEVを使用する人が勤務中に充電できるようにした。

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同プロジェクトは、バーデン・ビュルテンブルク州で実施されているエレクトロモビリティーの実証試験プロジェクト「LivingLab BWe」の一環で、連邦環境省が支援している。「LivingLab BWe」は40以上のプロジェクトで構成されており、ダイムラーはそのうち10プロジェクトに参加しているという。

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また、「LivingLab BWe」は、ドイツ政府が主導するエレクトロモビリティーの大型実証試験プロジェクト「Schaufenster Elektromobilitaet」の一環として実施されている。

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