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2013/10/25

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CleanLab 2020

この記事の要約

ドイツのフラウンホーファー生産技術・オートメーション研究所(IPA)が新設した工業部品用洗浄処理施設。さまざまな産業分野の洗浄処理技術を1カ所に集約したほか、洗浄、汚染物質の抽出・分析を同じ施設内で行えるのが特徴。同施設 […]

ドイツのフラウンホーファー生産技術・オートメーション研究所(IPA)が新設した工業部品用洗浄処理施設。さまざまな産業分野の洗浄処理技術を1カ所に集約したほか、洗浄、汚染物質の抽出・分析を同じ施設内で行えるのが特徴。同施設は、10 月22~24日にドイツのシュツットガルトで開催された国際工業部品洗浄・表面洗浄処理専門見本市「parts2clean」でも紹介した。

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医療や自動車、航空宇宙など産業分野によって汚染物質や大きさの基準は異なり、部品の形状によってもさまざまな洗浄処理方法がある。IPAが新設した洗浄処理施設ではこれらの技術を一カ所に集約することで、異なる産業分野の技術も活用できるようにした。

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面積は約100平方メートルで、4~5人の研究者が作業できるという。スペースは大きく2つに分かれており、一方では汚染物質の抽出、もう一方では汚染物質の分析作業を実施できる構造となっている。また、IPAの既存の洗浄処理施設にもつながっているという。

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