ドイツの大手6社が電気自動車向けの充電インフラの利便性の向上に向けて設立したジョイントベンチャーHubjectとその他18社がこのほど発足したイニシアチブ。電気自動車(エレクトロモビリティー)関連のデータの標準化で協力する。
\ \欧州ではこれまで、最新の情報通信技術(ICT)を活用し、電気自動車と交通インフラやエネルギーネットワークを連携する多数の研究プロジェクトが実施されてきた。これらの研究プロジェクトからさまざまな技術が実用化されていく中で、今回発足したイニシアチブは、国際的にデータの標準化を進めることで、当該技術の普及促進やユーザーの利便性の向上を目指す。
\ \Hubject(本社:ベルリン)は、自動車大手のBMW、ダイムラー、自動車部品大手のボッシュ、電力大手のEnBWとRWE、電機大手のシーメンスの6社が設立したジョイントベンチャー。今回発足したeMobility ICT Interoperability Interest Groupにはこのほか、仏自動車大手のルノー、電気自動車(EV)向けのインフラ整備事業を展開する米ベタープレイス、独ソフトウエア大手のSAP、米IBMの独法人などが参加している。
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