仏エネルギー大手GDFスエズと英電力大手インターナショナル・パワー（IP）は18日、提携協議を行ったが、物別れに終わったことを明らかにした。GDFスエズの一部資産とIPを統合する方向で協議したが合意に至らず、交渉を打ち切ったとしている。
\両社をめぐっては、昨年から提携の噂が浮上。17日には英サンデー・タイムズ紙が、時価総額で世界2位のエネルギー企業であるGDFスエズがIPに買収を提案したと報じ、IPの株価が急騰していた。
\提携協議が不調に終わった理由は不明。英フィナンシャル・タイムズ紙によると、両社はGDFスエズの欧州外にある発電資産をIPと統合する案について交渉していたという。
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