2010/7/19

欧州ビジネスウオッチ

ダイムラー、福田汽車とトラックで合弁

この記事の要約

高級車大手の独ダイムラーは16日、北京汽車傘下の福田汽車と共同でトラック生産・販売の合弁会社を中国に設立する契約に調印した。2008年4月に成立した両社の仮契約はようやく本契約にこぎつけた格好。ダイムラーは今後、折半出資 […]

高級車大手の独ダイムラーは16日、北京汽車傘下の福田汽車と共同でトラック生産・販売の合弁会社を中国に設立する契約に調印した。2008年4月に成立した両社の仮契約はようやく本契約にこぎつけた格好。ダイムラーは今後、折半出資の同合弁をベースに急成長を続ける中国トラック市場の開拓に取り組んでいく。調印式には中国の温家宝首相と訪中したドイツのメルケル首相が列席した。

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合弁会社では福田汽車の「欧曼(AUMAN)」をベースに中型・大型トラックを生産する予定で、ダイムラーはディーゼルエンジンと排ガス技術を供給する。これにより中国当局が要求する厳しい排ガス基準をクリアする考えだ。将来的には輸出も視野に入れている。福田汽車は販売・サービス網も提供する。

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ダイムラーは乗用車とトランスポーターの分野ではすでに北京汽車と提携している。

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