2011/3/28

欧州ビジネスウオッチ

東日本大震災、ミュンヘン再保険は損失15億ユーロ

この記事の要約

欧州の再保険大手2社が22日までに、東日本大震災に伴う保険金支払額の見通しをまとめた。世界最大手の独ミュンヘン再保険は15億ユーロ(21億ドル)、同2位のスイス再保険は12億ドルに上ると見積もっている。\ スイス再保険に […]

欧州の再保険大手2社が22日までに、東日本大震災に伴う保険金支払額の見通しをまとめた。世界最大手の独ミュンヘン再保険は15億ユーロ(21億ドル)、同2位のスイス再保険は12億ドルに上ると見積もっている。

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スイス再保険によると、同社がカバーするのは企業が受けた被害と地震に伴う住宅の火災被害。地震と津波による家屋の倒壊については政府が再保険を引き受けるため、同社は保険金を支払わないという。また、原発事故でも巨額の保険金支払い義務は発生しない見通し。

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災害リスク評価会社の米EQECATによると、今回の震災で保険業界全体が被る損失は120億~250億ドルに上る見込みという。

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