2013/7/1

欧州ビジネスウオッチ

クラブ・メッド、買収提案を受け入れ

この記事の要約

仏リゾート施設運営会社クラブ・メディテラネ(クラブ・メッド)は6月25日、大株主である仏投資会社アクサ・プライベート・エクイティと中国の復星国際による買収提案の受け入れを取締役会が決めたと発表した。合わせてクラブ・メッド […]

仏リゾート施設運営会社クラブ・メディテラネ(クラブ・メッド)は6月25日、大株主である仏投資会社アクサ・プライベート・エクイティと中国の復星国際による買収提案の受け入れを取締役会が決めたと発表した。合わせてクラブ・メッド株式の19.3%を保有するアクサ・プライベートと復星国際は、残り株を株式公開買い付け(TOB)を通じて取得し、経営権を握る。

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アクサ・プライベートと復星国際は5月末、クラブ・メッドを1株当たり17ユーロで取得することを提案していた。両社は同価格を17.5%に引き上げ、取締役会の同意を取り付けた。

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アクサ・プライベートと復星国際は買収後に合弁会社を設立し、クラブ・メッドを運営する予定。合弁会社の出資比率はアクサ・プライベートと復星国際が各46%、クラブ・メッド経営陣が8%となる。

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