サントリー食品インターナショナルは9日、英製薬大手グラクソ・スミスクライン（GSK）から飲料ブランド「ルコゼード」「ライビーナ」とその事業基盤を譲り受けると発表した。2020年までに売上高を2兆円に拡大する計画の実現に向けた措置。取引金額は2億円（1,350万ポンド）で、同社は現金で支払う予定だ。サントリーは2009年、仏清涼飲料メーカーのオランジーナ・シュウェップス・グループを買収した。オランジーナはフランス、スペインを中心に事業を展開している。新たにGSKから2ブランドを取得することで、欧州全体の事業基盤を強化し、拡販につなげる意向だ。
\サントリーはルコゼード、ライビーナの2ブランドを取得するため、欧州に100％傘下の新会社を設立する。
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