EU統計局ユーロスタットは9日、2015年1~3月期の域内総生産(GDP)統計の詳細を発表した。これによるとユーロ圏では設備投資が大きく伸び、景気回復の大きな要因となっている。(表参照)
ユーロ圏の設備投資は前期比0.8%増。上げ幅は前期の0.4%を大きく上回った。個人消費も上げ幅が0.4%から0.5%に拡大した。輸出は0.6%増となったが、上げ幅は0.8%から縮小した。
ユーロ圏のGDPは前期比0.4%増。伸び率は前期と同水準だった。前期の伸び率は0.3%となっていたが、0.4%に上方修正された。