英投資会社チェンジ・キャピタル・パートナーズは15日、ベッドのシーツ、枕カバー、タオル、テーブルクロスなどリネン類の最高級ブランドとして知られる伊フレッテを買収したと発表した。買収に伴ってフレッテに積極的に投資し、同社の成長を支援する。
フレッテは1860年、イタリア王族の避暑地だったミラノ近郊モンツァで、王族用のリネンを手がけるメーカーとして設立された。現在は世界各国の高級ホテルや豪華客船、レストランなどに製品を提供。パリ、ニューヨーク、モスクワ、香港に直販店を持つ。2013年の売上高は約9,000万ユーロ。
チェンジ・キャピタルは、2004年にフレッテを買収した米投資会社JHパートナーズから、同社の過半数を超える株式を取得し、経営権を握った。買収額は明らかにしていない。