欧州委員会動向、EU域内産業・サービス・政策をウオッチ

2014/8/4

西欧

フィアット株主、クライスラーとの統合を承認

この記事の要約

伊自動車大手フィアットと子会社の米クライスラーの統合が1日、フィアットの株主総会で承認された。これによって販売台数で世界7位の自動車グループ「フィアット・クライスラー・オートモービルズ」が正式に発足する。 フィアット・ク […]

伊自動車大手フィアットと子会社の米クライスラーの統合が1日、フィアットの株主総会で承認された。これによって販売台数で世界7位の自動車グループ「フィアット・クライスラー・オートモービルズ」が正式に発足する。

フィアット・クライスラー・オートモービルズは登記上の本社をオランダに置く。10月半ばを目途に、ニューヨーク証券取引所に上場する計画だ。

一方、フィアットが30日発表した2014年4~6月期(第2四半期)決算は、純利益が1億9,700万ユーロとなり、前年同期から54.7%減少した。売上高は4.7%増の233億ユーロに伸びたが、米国での税負担増大が収益を圧迫した。