欧州委員会動向、EU域内産業・サービス・政策をウオッチ

2014/4/14

東欧・ロシア・その他

ハンガリー議会選、与党が圧勝

この記事の要約

ハンガリーで6日行われた議会選挙で、オルバン首相率いる中道右派のフィデス・ハンガリー市民連盟が圧勝し、憲法改正に必要な3分の2の議席を維持した。一方、野党では極右政党のヨッビクが票を伸ばし、ハンガリーで右傾化が強まってい […]

ハンガリーで6日行われた議会選挙で、オルバン首相率いる中道右派のフィデス・ハンガリー市民連盟が圧勝し、憲法改正に必要な3分の2の議席を維持した。一方、野党では極右政党のヨッビクが票を伸ばし、ハンガリーで右傾化が強まっていることが浮き彫りとなった。

フィデスは2010年の前回選挙から得票が減ったが、議席(定数199)の3分の2を確保。社会党など5党で作る中道左派連合が第2党、少数民族ロマ排斥や反ユダヤ主義をうたうヨッビクが第3党となった。