2013/9/4

コーヒーブレイク

公園パトロールにロボット~ロシア

この記事の要約

ハイテク工業団地スコルコボで開発された監視ロボットが今月からモスクワ中心部のソコルニキ公園で見回りに当たることになった。「トラール・パトロール」と名づけられたこのロボットはSMPロボティクスが開発したもの。同社のポルボヤ […]

ハイテク工業団地スコルコボで開発された監視ロボットが今月からモスクワ中心部のソコルニキ公園で見回りに当たることになった。「トラール・パトロール」と名づけられたこのロボットはSMPロボティクスが開発したもの。同社のポルボヤリノフ社長によると、80メートルの範囲で動体を認識してカメラで追跡することができる。人間と違い、視界は360度と広い。カメラでとらえた映像は無線LAN(WiFi)で監視所に送られ、職員はこれを材料に現場へ行く必要があるかどうかを判断する。

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気温マイナス20度からプラス40度まで稼動でき、砂利道や芝生も走れる。その速度は時速5~7キロと人間が早足で歩くときと同じぐらいだ。重量は120キロ。すでに同じモスクワ市のゼレノグラード区の公園で試験導入済みという。

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ソコルニキ公園管理所のラプシン所長は、ロボットを使うことで安全性を高めるだけでなく、落書きなどがされていないか、園内のチェックが効率的にできると話す。実際に本格採用するかどうかは今回の試験の結果次第としている。

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「トラール・パトロール」の画像はhttp://www.smprobotics.ru/applications/(ロシア語のみ)で閲覧できる。

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