2010/9/22

ロシア

ロシア、ブロードバンド世帯普及率が25%に

この記事の要約

ロシアでインターネットの利用が拡大している。モスクワの調査会社AC&Mコンサルティングによると、高速インターネットを利用する世帯数は今年上半期だけで200万世帯増え、累計で1,327万世帯に拡大した。これは、国 […]

ロシアでインターネットの利用が拡大している。モスクワの調査会社AC&Mコンサルティングによると、高速インターネットを利用する世帯数は今年上半期だけで200万世帯増え、累計で1,327万世帯に拡大した。これは、国内世帯数の25.5%にあたり、ウクライナの24%、トルコの26%とほぼ同じ水準だ。

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ロシア中部でブロードバンド網の整備が特に進展し、新規接続が増加した。接続料金が下落していることも追い風になっている。例えば、極東のカムチャツカ半島では月額料金が1年前の3,500ルーブルから1,500ルーブルまで低下したという。

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ロシアの携帯電話サービス大手のMTSやビンペルコム、MegaFonも第三世代(3G)携帯による高速移動通信サービスを強化している。第四世代(G4)技術の整備も計画しており、ブロードバンドの利用は今後も拡大する見通しだ。(1RUB=2.76JPY)

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