仏タイヤ大手ミシュランのセルビア子会社、Tigar Tyresが1,600万ユーロを投じて生産能力を強化する。輸出を拡大する狙い。セルビア政府は総額88万ユーロの投資助成を実施する。
\Tigar Tyresは、同国南東部のピロト工場に新たな製造設備を設置する。同設備の年産能力は150万本で、2012年1月に稼動する予定だ。これにより、Tigar Tyresの年産能力は800万本に拡大する。同社は生産拡大に向けて220人を新規採用し、従業員数を2,300人に引き上げる。政府は雇用創出1人あたり4,000ユーロの支援を約束した。
\Tigar Tyresは国内タイヤ市場でトップシェアを握る。また、フランス、英国、ドイツ、イタリア、スペインなど西欧諸国や、東欧、南東欧、中東に製品を輸出している。今回の投資により、国外出荷高は4,000万ユーロ以上増加する見込み。
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