2010/1/13

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

金属大手ストマナ、製紙会社から港を買収

この記事の要約

ブルガリアの金属大手ストマナ・インダストリーはこのほど、製紙会社スビロザが保有する北部スビシュトフ(Svishtov)の港を買収したと発表した。取引金額は公表されていない。\ ストマナは今回、自身が90%、ドイツの物流企 […]

ブルガリアの金属大手ストマナ・インダストリーはこのほど、製紙会社スビロザが保有する北部スビシュトフ(Svishtov)の港を買収したと発表した。取引金額は公表されていない。

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ストマナは今回、自身が90%、ドイツの物流企業M.プライメッサーが10%を出資する子会社Port Vidin Nordを通じて買収を行った。これまで西部ペルニクの自社工場で生産した製品を北西部のロム港から出荷していたが、今後はスビシュトフから積み出しを行う。ストマナはスビシュトフの港湾設備の改修に700万~1,000万ユーロを投じる計画だ。

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スビロザは金融危機の影響で生産休止に追い込まれ、2009年1-11月期に1,170万レフの損失を計上するなど業績が悪化。経営再建のため資産の売却を進めている。

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ストマナ・インダストリーは、ギリシャの鉄鋼・非鉄金属大手ビオハルコの子会社。ビオハルコはギリシャ、ブルガリア、ルーマニア、英国に生産拠点を持ち鉄鋼、銅、アルミ、電線など幅広い製品を手がけている。(1BGN=67.9JPY)

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