2010/2/24

総合・マクロ

チェコの銀行手数料、中欧で最高

この記事の要約

チェコの銀行手数料は中欧で最も高いことが、17日付けの現地日刊紙『リドベ・ノビニ』の報道で明らかになった。\ 金融調査機関スコット・アンド・ローズがまとめた2009年の中欧5カ国の顧客1人当たり平均銀行手数料は、チェコが […]

チェコの銀行手数料は中欧で最も高いことが、17日付けの現地日刊紙『リドベ・ノビニ』の報道で明らかになった。

\

金融調査機関スコット・アンド・ローズがまとめた2009年の中欧5カ国の顧客1人当たり平均銀行手数料は、チェコが1,656コルナ、オーストリアが1,625コルナ、ハンガリーが1,373コルナ、スロバキアが1,272コルナ、ポーランドが1,202コルナで、チェコが最も高かった。銀行業界の内情に詳しいNacher氏によると、チェコの銀行の手数料収入総額は09年1-9月期に341億コルナで、通年では470億コルナに達したと推定される。

\

チェコでは自分の口座に入金したり、ATMから預金を引き出す際にも手数料が徴収されるため、消費者から不満の声が挙がっている。専門家は、銀行の手数料が高止まりしている背景には、手数料を比較して安い方を選ぶといった努力を怠っている利用者の姿勢にも問題があると指摘する。(1CZK=4.8JPY)

\
COMPANY |
CATEGORY |
KEYWORDS |