ポーランド2位の石油会社であるグルーパ・ロトス(Grupa Lotos)が2月23日発表した2009年10-12月期決算は、純利益が2億2,360万ズロチとなり、前年同期の8億8,200万ズロチの赤字から黒字に復帰した。精製マージンの下落などマクロ環境は厳しかったものの、金融収益が1億5,140万ズロチに伸びて黒字を確保した。
\売上高は前年同期比7.2%増の40億2,000万ズロチに拡大した。利払い税引き前利益(EBIT)は8,620万ズロチで、前年同期の6億6,540万ズロチの赤字から黒字に転換したものの、市場予想の1億4,500万ズロチには届かなかった。ドライウェル用に2,500万ズロチを引き当てたことが響いた。
\マハエフスキ最高財務責任者(CFO)は、今年1-3月期のEBITは1億1,100万ズロチになるとの見通しを示した。(1PLN=30.6JPY)
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