2010/3/3

ハンガリー

エクソンとMOL、天然ガス開発事業から撤退

この記事の要約

石油・ガスの開発を手がけるカナダのファルコン・オイルアンドガスはこのほど、ハンガリー南東部マコーにおける天然ガスの探鉱・開発事業から、パートナーである米エクソンモービルとハンガリーのMOLが撤退すると発表した。\ 3社は […]

石油・ガスの開発を手がけるカナダのファルコン・オイルアンドガスはこのほど、ハンガリー南東部マコーにおける天然ガスの探鉱・開発事業から、パートナーである米エクソンモービルとハンガリーのMOLが撤退すると発表した。

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3社は2008年4月、マコーにあるソルノク天然ガス貯留層の共同開発で合意した。エクソンモービルは、フェルデアーク-1坑井を通じた深度4,358メートルと4,200メートルでのフラクチャー(断裂)刺激による探査を実施したが、産出されるガスの質が悪く、流量も低いとして開発中止を提案。これに対してファルコンは、フェルデアーク-1を通じた開発のポテンシャルはまだ完全に解明されていないと主張、深度3,850メートルで3回目の探査を行った。だが、この探査も不調に終わり、ファルコンは昨年11月にフェルデアーク-1坑井を閉鎖すると発表していた。

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なおエクソンとMOLの撤退に伴い、マコー開発プロジェクトにおける両社の権益各33.5%は、ファルコンが買い取る。

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