2010/3/3

チェコ・スロバキア

チェコ小売チェーン、09年は出店に消極的

この記事の要約

チェコの小売チェーン業界が2009年に店舗拡大に消極的だったことが市場調査会社Incoma GfKの調査で分かった。消費が冷え込み国内の小売売上高が前年比4.3%減という市場環境のなか、新規開店数は前年の76から24に大 […]

チェコの小売チェーン業界が2009年に店舗拡大に消極的だったことが市場調査会社Incoma GfKの調査で分かった。消費が冷え込み国内の小売売上高が前年比4.3%減という市場環境のなか、新規開店数は前年の76から24に大きく減った。現地電子情報紙『Prague Daily Monitor』が2月19日付けで伝えた。

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09年末時点の小売チェーン店舗数は合計1,346で、このうちハイパーマーケットが1年前より12店多い258店、ディスカウントスーパーも同様に12店多い612店、スーパーマーケットは前年と変わらず476店だった。景気後退は消費者の購買意欲だけでなく、大型ショッピングセンターの建設プロジェクトにも影響し、計画実施が延期されるなどで理想的な出店先を見つけにくかったことも出店を控える要因となった。

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