2010/3/10

ポーランド

PKN、シェールガス開発を計画

この記事の要約

ポーランドの石油最大手PKNオルレンは提携先と共同で、国内で「シェールガス」と呼ばれる非在来型の天然ガス開発に乗り出す計画だ。ポーランド経済紙『Dziennik Gazeta Prawna』によると、PKNは石油・ガス採 […]

ポーランドの石油最大手PKNオルレンは提携先と共同で、国内で「シェールガス」と呼ばれる非在来型の天然ガス開発に乗り出す計画だ。ポーランド経済紙『Dziennik Gazeta Prawna』によると、PKNは石油・ガス採掘公社(PGNiG)や米国のマラソンオイル、シェブロン、FX Energyと協力して2011年から探査を開始するという。

\

シェールガスは、泥土が堆積して固まった岩の層に閉じ込められているガス。従来は採掘が難しく放置されていたが、硬い地層からガスを採取する技術が近年確立され、米国を中心に開発が進んでいる。ポーランドのシェールガス推定埋蔵量は1兆4,000億立方メートル。現在は国内で消費するガスの約半分をロシアから輸入しているが、シェールガスの開発が順調に進めば、ロシアへの依存度を下げることが可能になる。

\

すでに米国の石油・ガス大手数社がポーランドでシェールガス開発を計画しており、昨年9月にコノコフィリップスが、10月にはエクソンモービルが探査免許を取得した。

\
ロシア
COMPANY |
CATEGORY |
KEYWORDS |