スロベニア統計局によると、2009年の同国のGDP(国内総生産)は前年比で7.9%減少した。マイナス成長になったのはユーゴ連邦からの独立後初めて。減少幅はユーロ参加国の中で最大となった。第4四半期は回復が期待されていたが、前期比で0.1%の微増、前年同期比で5.5%減と引き続き低調だった。
\ただ、第4四半期の輸出入の減少幅は09年通期と比べると大幅に改善。輸出の減少幅は通期の15.6%から3.6%に、輸入は17.9%から8.5%に縮小した。投資規模は通期で30.2%、第4四半期は27.7%と大幅な落ち込みを記録した。
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